ラピュタ阿佐ヶ谷レイトショー「日活アルチザン 山崎徳次郎の仕事 」  『事件記者 仮面の脅迫』 『事件記者 姿なき狙撃者』


ラピュタ阿佐ヶ谷レイトショーへ。 『事件記者 仮面の脅迫』『事件記者 姿なき狙撃者』2本立て。

いやぁ、『事件記者』シリーズ。みごとにハマりました。 写真替わり初日に行きましたから(笑)

『事件記者 仮面の脅迫』 新聞の誤報記事によって痴漢犯の汚名を着せられた男(薬剤師)が自殺。桜田記者クラブに衝撃が走る。といったストーリー。

痴漢をスクープしたがガンさん(山田吾一)が意気揚々としてクラブに出社すると、実は誤報だったことが判明してしょげ返る。 そんな所がいかにもお調子者っぽくて笑えました。 で、「心臓に強くなる薬はありませんか」と聞き「胃腸の強くなる薬ならあるよ」とワカ末錠を渡されるシーンでは爆笑。

垂水悟郎演ずる薬剤師の勤務先病院事務長が執拗に新聞社に抗議する。そして謝罪広告も二段抜きにしろとかムチャなことを言う。それをなだめるキャップ連中とのやり取り。 この辺も臨場感がありますね。 絶妙な駆け引き。

その後の薬剤師は失踪したということになり(実は狂言)、宣伝車が都内を走り回る。 ラジオでデスクが出頭を呼びかける等が前時代的で笑えました。 マジメなシーンではありますが。

途中キャップの推理も冴え渡ります。 刑事顔負け(笑)

ラスト間際では「へ~、そうなるかぁ」と少しビックリ。 「ええ~」と心の中で呟く。ちょっと意外(?)だったかしら。

あと、須田町近辺。万世橋等何度か写っておりました。 昔の鉄道博物館の神田川側の煉瓦の壁。 肉の万世の看板。 万世橋を都電が走っているのを上から俯瞰して撮影。等々。 こういうのが観られるのはホントに嬉しいなぁ。

『事件記者 姿なき狙撃者』 高級アパートに侵入したアベック強盗(杉幸彦・葵真木子)、逃げた男は恋人の釈放を求めて警官殺害を予告。東京日報への脅迫電話にはじまり、犯人からのコンタクトはやがて助けを求める声に。と、いうストーリー。

今作はいつも以上にガンさん(山田吾一)の食ネタシーンがあり楽しめます。

前半でスガちゃん(沢本忠雄)とガンさんで屋台のラーメンを食べる時にもやはりワカ末錠を飲んでたりしまして。 相変わらず笑えますよねぇ。

桜田記者クラブ連が事件に行き詰まり「ハラが減っては戦が出来ん」というワケで行きつけの小料理屋の「ひさご」へ行き8人(だったかな?)ズラッとカウンターに横並びでお茶漬けを食べるシーンが愉快でした。 ここでもガンさんがお代わりをするんだなぁ(笑)

途中で犯人(アベック強盗の男)がスガちゃんに話をしたいと呼び出したのが今は無き二子多摩川園の遊園地なんですよねぇ。 初めて観ました。 画像が残ってるのもあまり無さそうなので結構貴重なんじゃないすかね。 ぶんぶん回る飛行塔に乗りながら話しをするのも意外というか、微笑ましいというか。「何でだろ?」とも思うけど。 杉幸彦がよっぽどアトラクション好きなんだな(笑) 上から俯瞰で撮影してるのはいい画ですねぇ。

もう一人の犯人(?)深江章喜とその情夫・南風夕子(お色気ムンムン。笑)も良い味を醸し出しておりました。

そうそう。 このストーリーでは深江&南風は大森の高級アパートメントに住んでて家政婦も居たりして、杉&葵は河川敷にあるドヤに居るんですよねぇ。 この貧富の差。これもバックボーンになってるのかなぁなんて思いました。

昔の蒲田や大森の風景も観るコトが出来ました。

で、第3作から新日本タイムスの「地獄耳のタケさん」こと竹本(高原駿雄)がサツ回り→記者クラブに参加しているのも楽しいですね。

今回も肩肘張らずに軽快にテンポよく楽しめました。

『事件記者』シリーズって音楽も凄い良いんですよねぇ。 それも改めて思う。

あと、永井智雄演ずる相沢キャップの口ぐせ 電話での相槌「へいへい。~~」とか、部下に「頑張りましょう」「行ってみましょう」とか敬語調で叱咤激励するのがいかにも役どころと人柄にピッタリだなぁてぇのも改めて思います。

よーし、全シリーズ制覇するぞ!

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